2014年7月7日月曜日

【番外編・下】動ける時は探検です

旅の列車っぽいほくほく線に乗車。

中高生くらいの男子の部活の団体が無人駅から乗っていて、青春って感じでした。

こういうのいいなーと思いながら、私もワクワク。


そして、十日町の駅をおりました。

ちゃんと駅員さんがスロープもって待っていてくれて安心しました。

保冷剤はややぬるくなっていたけれど、暑さのピークは超えていて、何とか前進できました。

しかし、前に進んでみたものの歩行者が殆どいません・・・・・。

懲りずに前に進んだら何かはあるだろうと思い、またまた前進。

すると、四ノ宮公園を発見。

木漏れ日が見えたので、ワクワクし

ました。

しかし、入った瞬間鳥居がいくつか

あってびっくり。

写真をとったり、お日様を浴びて

満喫してみました。

しかし、数分もたつと、我に返り、



鳥居に囲まれている自分が怖くなり、そそくさと撤退。

あ、そうだ、私がここに来た証を残すためにお土産を買わねばと思いました。

殆ど商店街の店が閉まっていて入るに入れなかったが、日本風のお店を発見。

そこで、「今日はどこから来たんですか?」とおばちゃんに聞かれ、「新潟病院です。」

って言った後、病院から脱走して来たと思われないように簡単に説明をしました。

お土産のお皿。値札はがしてませんでした・・・・

「HALという、ロボットを使ったトレーニングを

3週間しにきているのです。」と私が言ったら、

「へぇ、自分の意思に従ってねぇ。それで土日

にいろいろ出かけているんだね」と、

答えてくれて、HALの話も聞いてくれました。

そんなほっこりとした時間を過ごし、私は小皿

を買って、帰ってきました。


ほくほく線からみえる夕日が沈むのが早いことに気付き、焦りました。

杏仁プリンがはいっていたグラス
そして直江津についたころ、電車がしばらくない

ことに気づき、1時間以上も待つことに・・・。

結果、門限を守れなかったので病棟の看護士さ

んに、とても申し訳ないことをしました。

そして夕飯を食べる暇もなく帰ってきたので、

消灯後に暗闇の中でスイーツを食べました。

保冷剤なしに持ち歩いた杏仁プリンが杏仁ジュ

ースになっていました。

起床後、朝病棟スタッフ内でどんな申し送りがされているのだろう?

と思うと、恥ずかしく、そして申し訳なく、反省です。

駅員さんなど数人に何故新潟に来たのかきかれたお蔭でHALについて説明できたことは、

とても嬉しかったのですが、うっかり楽しみすぎないように気を付けます。


手足の調子がものすごく悪い時、すごく辛いので、動ける時は、その分ワクワクしてしまいます。

動ける時も、調子悪いときも同じように価値ある時間なんですけどね。

辛いものは辛く、自分が強くないなーって思うこのごろです。

HALの設定を見ると、自分の調子もわかるので、調子にあわせたトレーニングできたら

と思います。


ロボットスーツHAL®を使ったトレーニングについては、

湘南ロボケアセンターのホームページをご覧下さい。